月別アーカイブ: 2012年7月

目の充血が気になるなら「なずなご飯」

ナズナは日本全国の日当たりのよい野原や道端、田畑に自生するアブラナ科の二年草。別名ペンペングサ、またはペンペン草などとも呼ばれます。屋根の上にまで生えるほど旺盛な生命力を誇ります。開花時期は5~10月ごろ。
白色の十字形の花を多数咲かせ、花が終わると三味線のバチに似た形の果実をつけます。ペンペングサ、カニトリグサ、ジャコジャコソウとも呼ばれます。
七草粥を食べる時に七草に含まれているのも特徴です。

ナズナのほか、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)、セリを入れて炊いたのが七草がゆです。正月の7日 に七草がゆを食べるのは、七草の力強い生命力をとり込もうとした昔の人の思いのあらわれでしょう。

中国ではナズナは薬効を持つ植物として用いられ、16世紀に著された中国の薬物書であほんぞうこうもくる『本草綱目』には、「五臓を利し、目を明らかにし、胃を益す」と記されています。
現代的にいうと、「五臓(肝・心・脾・肺・腎) の働きを活発にし、目の機能を整え、胃に養分を与える」というところです。なかでも、眼精疲労や目の充血をすっきり解消するナズナの特効作用は、ほかには見られないほど高いものです。
薬用には全草を乾燥させたものを煎じて使いますが、食べても同様の効果を得ることができます。

おすすめのが「ナズナご飯」です。

  1. 米をといで、ざるにあげて30分程度おく。
  2. ボールにためた水の中でなずなの派をふりあらいしたら刻んで塩で揉む。
  3. といで30分以上おいた米を同量の水を炊飯器に入れ、出し昆布、むきえび、あぶらげ、しめじを加える。
  4. 炊きあがったところに塩で揉んだなずなをまぜて完成。

疲れ目が気になり、充血が続くようであれば、なずなを少し多めにとるといいでしょう。よく噛んでゆっくり食べましょう。

焼きセロリでビタミンB2を摂取して眼精疲労、ドライアイを防ぐ

嫌いな野菜の定番に「セロリ」があります。しかし、セロリは栄養豊富な野菜。「嫌い」「苦手」などといわずに、どんどん食べてほしい食材です。最初は、嫌いでもだんだん好きになる場合もあり、嫌いだったことが嘘のように好きになる場合もあるので、食べず嫌いにならないでほしいものです。

セロリはビタミンB1、B2が豊富です。ビタミンB1、B2が不足すると、むくみ、倦怠感、口内炎、食欲不振などの原因となります。
特にビタミンB2は、目の健康維持に必要不可欠な栄養素です。
目の悩みがある場合には、積極的に食べていただきたい野菜です。

そのほか、ビタミンB2は肌を健やかに保ち、代謝を促進して体脂肪の蓄積を防ぐ効果もあります。若々しい肌と太りにくい体をつくつてくれる、美容と健康の両方に効果のある野菜といってもいいでしょう。
口内炎などの粘膜などのトラブルに「チョコラBB」を飲む人も多いですが、ビタミンB2を補給することで肌や粘膜が改善します。

セロリが苦手とする理由として、独特な香りと歯ざわりをあげる人が多いようです。しかし、セロリのあの特有の香りには、高い健康効果が隠されています。
それにあの香りが好きだという人も多いのです。セロリの香り成分のひとつであるピラジンは、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓をつくりにくくする働きを持っています。

青背の魚に多く含まれるEPAと同じ働きです。高脂血症になると血液中にコレステロールや中性仙脂肪が増え、血液は粘りをを持ったドロドロの状態になってしまいます。こうした状態が長くつづくと、血管内に血栓ができて血管が詰まってしまうのですが、ピラジンは血液をサラサラにすることで血栓を未然に防ぐのです。

また、セロリを焼くと、ポリフェノールの一種であるフェノールカルポン酸が発生します。フェノールカルポン酸は強い抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑えて動脈硬化やガンを予防してくれます。
セロリは生で食べるイメージがある人もいますが、「焼きセロリ」にすると、

  1. 水分が飛んでかさが減るのでたくさん食べられる
  2. 舌ざわりがやわらかくなって食べやすい
  3. ピラジンの効果がアップする
  4. フェノールカルポン酸が生成される

といったメリットがあります。焼きセロリを食べるときは、熱に弱いビタミンCを強化するために、レモン汁をかけて食べれば最高です。さわやかな香りがプラスされるだけでなく抗酸化作用は、さらにアップします。

焼きセロリの食べ方を紹介します。
まず、セロリは、水洗いし、表面の水分をふき取った後に4~5cm長さに切ります。厚い部分は、薄切りにして厚みを均等にします。焼き網でセロリを焼きます。焦げやすいので弱火です。軽く焼き目が付けばいいでしょう。

オーブントースターでも焼けます。食べる直前にレモンをかけて完成です。これで熱によって失われたビタミンCも強化できます。

簡単にセロリの情報を。セロリは、春が旬の野菜です。茎が太くて肉厚、内側のくぼみが狭いもの。香りが強く葉が青々としていてパリッとしているものを選びます。押すとへこむようなものは、すが入っているので避避けます。
保存方法は、葉と茎に切り分け、葉はラップして立てたまま冷蔵庫で保存します。茎はコップに水を入れ、根元をさしておくといいでしょう。

セロリについてはこちら。

視力低下に効果!(ブロッコリー)

ブロッコリーは、βカロテンとビタミンC の含有量が実に豊富な野菜です。栄養価が高く、視力低下のほか、動脈硬化、骨粗鬆症、高血圧、高脂血症、更年期障害、肌荒れ、ストレスなどに、幅広い効能を持っています。食事に一品取り入れたい食品です。

毎日でも食べたいブロッコリーですが、調理では気をつけなければいけないことがあります。それが「ゆですぎ」。ゆですぎてしまうと、その豊富なビタミンCが減ってしまうだけでなく、シャキッとした歯ごたえがなくなつて食感も悪くなつてしまうのです。少し歯ごたえがあるくらいのほうがおいしく食べることができます。茎の方からゆでるようにすると全体をおいしく食べることが出来ます。

ゆですぎを防ぐためには電子レンジの活用もおすすめです。さっと洗って小分けにしてラップに包み、100gあたり1分程度、加熱すれば、栄養も食感もそこなうことなく下ごしらえができます。

ブロッコリーもスーパーなどの店頭では、季節を問わず見るようになりましたが、秋から冬にかけてが旬の緑黄色野菜です。

レモンの2倍のビタミンCを含みますが、旬のブロッコリーが栄養価が豊富でいいでしょう。保存方法にも少し気を使うといいでしょう。
常温で保存するとすぐに花が開くので、さっとゆがいて袋に入れ、冷蔵庫で保存します。すぐにゆでられない時はラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れておけばよいでしょう。

ニラ・ニンニクが眼精疲労やドライアイに効果!

「ニラ」と「ニンニク」といえば、まず思い浮かぶのがあの独特の香りでです。l「ニラ」「ニンニク」も、強烈な香りそのものに、さまざまな薬効が含まれています。

目の疲れを改善するほか、冷え性、不眠、貧血、夏パテ、胃のもたれ、心臓病、動脈硬化、高脂血症、脳梗塞などの予防にも効果があります。
血液をサラサラにして生活習慣病のもとを断つことができるので、ぜひ、日々の食事で積極的にとってほしい食材といえます。
また、強い殺菌力もあるので、感染症の予防にも力を発揮。真夏の暑い時期には、食中毒予防の効果も期待できるのです。

「ニラ」と「ニンニク」を使ったレバニラ丼」を紹介します。おすすめのレシピですので、目の疲れを感じている人は是非つくってみてください。
また、「レバニラ井」は特に女性におすすめのメニューです。レバーとニラは鉄分が豊富なので貧血を改善しますし、目の疲れを改善するビタミンAも豊富です。さらに、免疫力を高めるので、疲れにくく病気になりにくい体をつくつてくれます。

材料:4人分

  • 鶏レバーまたは、豚レバー… 240g
  • ニラ… 2束
  • もやし…1袋
  • 調味料A

  • しょうゆ…大さじ1.5
  • 酒…おおさじ2
  • ごま油…小さじ2
  • おろしにんにく…1かけ分

  • 油…大さじ1
  • 塩、コショウ…少々
  • ご飯…600g
  1. レバーは、薄切りりにして冷水に30分さらさらしてから、Aに30分つける
  2. ニラは適当な大きさに切り、もやしは洗っておく
  3. フライパンに油を入れ、レバーをAのつけ汁ごと炒めて取り出す
  4. 2をさっと炒め、3を入れて塩、コショウで味を調えてご飯にごまを振る。

目のために「にら」「にんにく」を食べるなら餃子もおすすめです。