自律神経の正常化」カテゴリーアーカイブ

自律神経を刺激する「爪もみ療法」

自律訓練法のやり方は、最初できるようになるまでに少し時間がかかりますが、慣れてくると疲れなどがすーっととれて心地よくなります。

今回紹介するのは、TVを見ながら…暇なときに…気軽にできるものです。やり方はとても簡単で爪の生え際の両角を反対側の親指と人差し指ではさみ、よく押し揉む、爪もみ療法です。実に簡単な動作ですが、これで自律神経が刺激されて整うのでしょうか。

疲れ目だけでなく体調不良なども改善することができるのがポイントです。

免疫力アップ

病気を防ぎ、病気になってしまった場合には、悪化を防ぐ作用を免疫といいます。免疫の主役をなすのは、血液中の白血球ですが爪もみ療法によって白血球が増加することが確認されています。

血流の改善

指先は心臓から離れた末端にあり、心臓から新鮮な血液を送り出す動脈と老廃物を乗せて戻る静脈をつなぐ重要な部分です。しかし、先に行くほど血管は細くなり、血液の流れが滞ってしまいがちです。爪もみ療法で指先を刺激することで、滞った血液の流れを促進することができます。

自律神経調整

爪の生え際には神経繊維が密集しているので、刺激するとすぐにその刺激が自律神経の末端に伝わります。ツボ治療と同様に爪の生え際を刺激することで特定の臓器に働きかけることができます。
爪もみ療法は、薬指以外の爪の生え際を左右からつまんで10回、ゆっくりともみほぐします。左右両方の手の指をほぐしますが、交感神経に関する薬指だけは刺激を避けます。

自律訓練法のやり方

ドイツの精神医学者シュルツ氏が考案した「自律訓練法」は7つの「公式」で構成されています。自己暗示をかけて自律神経のバランスを整えることを目的としています。
通常は、医師の指導のものとに行いますが、自力で行うことも可能です。夜、眠れない、イライラする…といった症状がある人は是非行ってみましょう!

自分自身で行う場合は、「公式2」まで行います。心の安定した状態を「公式0」とし、「公式1」、「両手、両足が重くなる」「公式2」、「両手、両足があたたかくなる」と順番に暗示をかけていくことで意識的に副交感神経の働きを高め、自律神経のバランスを整えることができます。
暗示を終えたら、消去動作(催眠状態から目覚めるための動作」を必ず行います。

最初は思い通りにいきませんし、ややこしいように感じますが、「自律訓練法」は注意力や集中力をアップさせる効果もあり、慣れてくると短時間で行うことができるようになります。

自律神経法の公式

  • 公式0…気持ちがとても落ち着いている
  • 公式1…両手、両足がとても重い
  • 公式2…両手、両足がとてもあたたかい
  • 公式3…心臓が規則正しく打っている
  • 公式4…楽に呼吸ができる
  • 公式5…腹部がとても温かい
  • 公式6…ひたいが涼しく気持ちいい

自律訓練法のやりかた

  1. 〔基本姿勢をとる〕全身の力を抜き、イスに深めに腰掛ける。両足は床につけて膝はにぎりこぶしひとつ分を開き、両手は、自然に膝の上におく。指は軽く開いて目を閉じる。
  2. 〔訓練を行う〕まず右手に意識を集中し、「左手が重い」と心の中で繰り返します。右手が重く感じられたら左手→左足→右手→右足の順に行う(公式1)。同様に公式2に進み全身が温かくなったら3の解除を行う。
  3. 〔解除を行う〕両手を3回ゆっくりにぎって開いたら腕を曲げながら力を入れる。両手を握りしめて深く曲げ、力を抜きながら両腕をゆっくり前にのばす。両手を上に伸ばして足のつま先まで力を入れ伸びをするように深呼吸する。

自律神経を改善、バランスをよくする食品

自律神経が乱れることによる目の疲れやトラブルを紹介しましたが、では、どうやって交感神経と副交感神経のバランスをとればいいのでしょうか?
今回は、そんな交感神経を刺激する食品について紹介したいと思います。

仕事が忙しかったり、生活面で悩みがなかなか解消されなかったり、トラブルを抱えていたりすると、交感神経が優位になります。体が緊張状態になるということです。
しかし、こうした状態が続くと、人間の体は、防衛反応として副交感神経を優位にさせます。これを副交感神経反射といい、急激な副交感神経反射は、自律神経失調症状を引き起こし、疲れ目などの症状を引き起こします。

自律神経失調症を改善するためには、交感神経が優位になってしまう原因を取り除き、副交感神経反射が大きく発症しないようにしなくてはなりません。

自律神経のゆれを小さくすることで不快症状が軽減できるというわけです。交感神経を過度に緊張させない方法のひとつに「食べる」ことがあります。

イライラしときに焼け食いをしたり、お酒を飲むことは、実は自然とそういった行動でストレスを発散させている自己防衛機能でもあるのです。
但し、食べ過ぎてしまったり、飲み過ぎてしまうと体にはまた、あらたなストレスを与えてしまうのです。

食べるという行動は、副交感神経は消化管の活動を活発にすることで副交感神経優位になります。このとき、どんな食品をとればいいのか?穀物中心の食生活にして「辛い」「酸っぱい」「苦い」といった食品を適度に食べることです。

「辛い」「酸っぱい」「苦い」といった食品は、体内に入ると、体をこれを早く出そうとして排泄をつかさどる副交感神経が刺激されます。これにより交感神経と副交感神経のバランスをとるというわけです。

酸っぱい

酢、柑橘果汁の酸味には、食欲を刺激して消化液の分泌を促す作用があります。夏などに夏ばてで食欲がないときに酸味は食欲をそそりますね。おすすめは、「酸っぱい」と言えば梅干しのクエン酸。胃粘膜増強や疲労回復、殺菌作用があります。
梅肉エキス

苦い

しそ、ゴーヤ、ウコンなど。苦みや渋みのもとには、微量のミネラル類やタンニンなどが含まれます。
少量の苦みは食欲をそそり、内臓の働きを活発にします。

辛いもの

食欲を増進し、発汗を高めて新陳代謝を促す作用がある。ねぎ、しょうが、にんにく、とうがらし、からし、こしょうなど、薬味の多くががこれにあたる。

自律神経の働きと自律神経失調症

人の体の動きを支配している神経は、末梢神経と中枢神経の2つに分けることが出来ます。中枢神経というのは、脳のことで、末梢神経は知覚神経、運動神経、自律神経に分けられます。

自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、どちらも脳から全身に向かって各器官の働きを調整する役割があります。人は、日中は神経を集中し、仕事や勉強に向かいます。これは、交感神経優位の状態です。
夜、眠る際には、リラックスし、ゆったりしますが、これが副交感神経優位の状態です。

交感神経は、元気の出る神経で、亢進する(よく働く)と心臓が活発になり、緊張し、血圧が上昇します。副交感神経は、「ゆったり休む」神経で亢進すると、心臓の鼓動はおそくなり、血圧は低下します。

自律神経は、体の状態を正常に保ち維持するほかに、体にリズムをつくる役目があります。日中には、交感神経が優位に働き、休息をとる夜になると副交感神経が優位になります。

当然、季節によってもリズムがあり、一生の間でも、発育期や働き盛りは、交感神経が優位になり、老年期は、副交感神経が優位になるというリズムがあります。

自律神経が乱れてしまうと、目の疲れもでやすくなります。また、目の疲れによっても自律神経の働きが鈍くなるケースもあります。

緊張状態が続くと、夜よく眠れなかったり、体が休まらないことがありますが、これは、副交感神経が優位にならないために起こります。夜、ぐっすり眠れないような場合には、体がリラックスできるよう、睡眠前にクラシック音楽などを聞くと非常にリラックスすることができるようです。
目の疲れを感じている人は、夜、ぐっすり眠れているかどうかもよくふりかえってみてください。
いまひとつ快眠できていない人におすすsめなのが、快眠・安眠のための音楽CD(一覧)です。普段、あまり音楽を聞かない人にも効果があるようなので、就寝前にクラシック音楽やインストゥルメタルの音楽を聞くようにするとぐっすり眠れて自律神経も次第に安定してきます。夜の睡眠が非常に重要です。

自律神経が乱れるとこんな症状が起きる

  • 目…疲れ目、頭痛
  • のど…つかえ
  • 心臓・血管…頭痛、胸部圧迫感、めまい、たちくらみ、しびれ、のぼせ、冷え、不整脈
  • 筋肉・神経…頭痛、肩こり、胸痛、背中の痛み
  • 胃腸…吐き気、胃のむかつき、胃痛、便秘、下痢
  • 膀胱…頻尿、排尿時の不快感
  • 女性の症状…生理痛、生理不順、むくみ
  • 精神的なもの…イライラ、不安、やる気がでない、鬱
  • 全身症状…疲れやすい、不眠、食欲不振