飛蚊症には次のような3種類があります。
- 生理的なもの…生まれつきのもので誰でもある程度は感じる。一度、気が付くと気になってしまうももであるが、特別心配する必要のないもの。
- 老化によるもの…加齢による硝子体の変化が原因。60歳代のほぼ半数、70歳代ともなれば大半の人に生じるもので心配無用。
- 病的な飛蚊症…網膜からの出血が眼底に及んだもの(硝子体出血)やブドウ膜炎など剥離になって視力を失うおそれがあるので要注意。
飛蚊症のほとんどが1か2ですが、念のため眼科医で検査を受け、3の病的な飛蚊症でないのであれば、「目のツボ刺激」を実践してみるといいでしょう。1や2のような飛蚊症の場合、これといった治療法がありませんが、ツボ刺激で改善する場合が多々あります。
やりすぎは禁物ですので注意します。
四白(しはく)
両手の人差し指と中指をそろえて小鼻の両脇に当てて中指だけをはなす。そのまま少し力を入れて1分押す。
攅竹(さんちく)
両手の親指の腹を攅竹(さんちく)のツボに当てて残りの指は頭に当てる。そのまま少し力を入れて1分押す。
太陽(たいよう)
両手の親指の腹を左右のこめかみ(太陽)にあて、残りの指は頭に当てるそのまま力を入れて1分押す。