目を労る食事」カテゴリーアーカイブ

黒豆の煮汁で目の血流不足を解消

黒豆には、色素成分のアントシアニンの一種であるシアニジン3グルコシドという成分が含まれます。黒豆の皮に特に多く含まれるこの成分は、目の血流を改善する作用があります。

活性酸素が中性脂肪と結び付き、過酸化脂質を生成することで、血液はドロドロになります。血流を改善するには、抗酸化力の高い製品をとることが必要です。アントシアニンは、目にいいとされるブルーベリーにも豊富に含まれますが、黒豆のアントシアニンのほうがブルーベリーより抗酸化力が強いことが確認されています。

目の中でレンズの機能を果たす水晶体は、毛様体筋という小さな筋肉の作用で厚くなったり、薄くなったりして、対象物に焦点を合わせます。しかし、血流が悪いと毛様体筋は正常に機能しなくなり、対象物にピントを合わせることが出来なくなります。
これが近眼や老眼の原因です。黒豆によって抗酸化力の強いアントシアニンを摂取し、毛様体筋への結構が促進されれば近眼や老眼の改善が期待できます。

黒豆の煮汁の作り方

材料(1日分)

  • 黒豆…50g(およそ70粒)
  • 水1リットル
  1. 軽く洗った黒豆を密閉容器の中で5時間以上、1リットルの水に浸します。
  2. 浸した汁と黒豆を火にかけます。沸騰したら吹きこぼれない程度に弱火にし、あくをとらずに20分ほど煮てから火を止める。
  3. できあがった煮汁は茶こしなどでこしながら容器に移します。
  4. できあがった黒豆の煮汁は、その日のうつに飲みきるようにします。保存は冷蔵庫。

忙しい人は毎日、発酵黒豆エキスを飲むだけでもだいぶ違います。近視、老眼には効果的です。

目の老化を防ぐための食べ物と3つの栄養素

栄養の摂取状態が悪い、または偏りがあると目にも大きな影響がでてしまいます。目の老化を少しでも遅らせるためには、栄養バランスのいい食事を心がけ、目の健康によいビタミンA、B、たんぱく質を不足しないように摂取することが大切です。

ビタミンA

暗がりで物を見るときに使われる栄養素で不足すると「夜盲症」になります。目の老化が進むと暗いところでの視力低下が顕著になります。老眼年齢にさしかかる40代から意識して摂取するようにします。
ビタミンAは、レバー、うなぎ、バター、卵黄などに多く含まれます。比較的コレステロールが高い食材になるので、バランスに気を付けます。、また、体内でビタミンAに変化するカロテンを多く含む緑黄色野菜、にんじん、小松菜、かぼちゃ、ほうれんそうなども目の老化防止には効果的です。ビタミンAもカロテンも油と一緒に摂取すると吸収されやすくなります。

摂取量目安

1日ににんじん30gと小松菜50gをとれば所要量になります。これにバター10gを加えればカロテンの吸収もアップします。

ビタミンB群

ビタミンB1・B6・B12は神経の代謝を活発にし、B2は目膜が光を感じる際に働きます。ビタミンB群は目の老化防止に欠かせない栄養素ですが、水に溶けやすく体内に蓄えることができないため、毎日摂取する必要があります。

  • ビタミンB1…強化米、小麦胚芽、豚肉、のり、ごま、落花生、玄米、大豆など
  • ビタミンB2…強化米、のり、レバー、干し椎茸、わかめ、納豆、鶏卵、緑の野菜
  • ビタミンB6…大豆などの豆類と豆製品、レバー、さば、さけなど
  • ビタミンB12…レバー、さば、いわし、にしんなど

摂取目安

  • ビタミンB1…豚もも肉80g、ゆで大豆50g、ゆでほうれんそう、50g、きゅうりのぬか漬け、30gなど
  • ビタミンB2…さば、80g、納豆50g、焼き海苔、1g、ゆで春菊、50g、里芋、100g
  • ビタミンB6・12…所要量は定められていないが代謝にとって必須。1日1品は摂りたい

たんぱく質

目の調節機能をつかさどる水晶体や毛様体筋の主成分です。不足すると目の老化を早めてしまいます。肉、魚、レバー、チーズ、大豆や大豆製品に多く含まれ、たくさんの種類から摂取したほうがたんぱく質の効力が増します。

摂取目安

鶏卵1個、肉類、80g、魚80g、豆腐100g、みそ15g、牛乳1本程度。
老化を防止する食品を積極的に摂取することはもちろん、目の老化を進行させてしまう食物は避けるようにします。過酸化物質などはできるだけ避け、油脂は短期間で使い切る、揚げ物はすぐに食べる、干物は長くおかないといったことが大切です。