モロヘイヤ ごまだれ豆腐で眼精疲労 克服 する方法を紹介します。ビジネスマンの 50 % かその上をいくぐらいの人は、パソコンのモニターを見ての長時間の作業、表示の小さな携帯電話やモバイル機器を使って仕事をして、プライベートでもなおかつ、同様に情報収集をしたり、ネットを活用します。
会社でもパソコンを使い、プライベートでもネットからの情報収集がほとんどです。当然、 「 ネット依存 」 というレベルになっていることは明白です。情報伝達手段は、90%以上がメールです。
おかげで目は休むヒマがありません。そのため、実に多くの人が視力低下や眼精疲労で悩んでいて、いまや国民病といってもいいほどです。
上まぶたのあたりが定期的にぴくぴくと痙攣している人も多く、この段階では誰もが対策を考えません。
こうした視力低下や眼精疲労の原因は、眼球の動きを調整している目のまわりの毛様体筋の「たるみ」にあります。このたるみは、近視や老眼の原因でもあります。毛様体筋でピントの調節がうまくいかなくなると、近視や老眼になるのです。毛様体筋の健康を保っているのは、目の周囲の毛細血管を流れている血液です。
ストレスによる血流不足も視力低下を引き起こしてしまいます。強いストレスがかかると、体内で活性酸素が発生し、目のまわりの毛細血管をさびさせて血液の流れを阻害してしまう仕組みです。
目には相当なストレスと疲労がかかっているのに、ディスプレーの情報をおいかけることに夢中で、脳が興奮状態になってしまい、疲れを忘れてしまっているのです。実際に目が疲れたなぁ~と感じるのは、かなり疲労が蓄積された後になってしまいます。
目のまわりの血行不良を防ぐには、抗酸化作用の高い食べ物で活性酸素の発生を抑え、血液の流れをよくし、目の周囲の細胞に栄養を行き渡らせる必要があります。当然、適度な休憩も欠かせません。時々、遠くを見るなどの行動を意識して行うべきです。
「モロヘイヤのゴマだれ豆腐」は、血液の循環を促すビタミンEを含むゴマ、細胞や筋肉をつくる良質なタンパク質を含む豆腐に、モロヘイヤを合わせました。
モロヘイヤは、緑黄色野菜の中でも、視力の改善に役立つビタミン加・E・C 、βカロテンなどの抗酸化成分をバランスよく含んでいます。東洋医学では、目の働きに関与しているのは五臓六腑の「肝(肝臓のほか自律神経や血液調整を行う部分のこと)」と考えています。東洋医学的にも、緑黄色野菜は肝の働きを高め、目の機能向上につながる食べ物です。積極的に摂取したいものです。
二人分の材料は、
- モロヘイヤ 2 分の 1 袋
- 木綿豆腐 2 分の 1 丁
- すり白ゴマ 大さじ 1
- しょうゆ 大さじ 2 分の 1
- 削り節 少々
- モロヘイヤは葉先をさっと塩ゆでし、こまかく刻む。
- 豆腐は 1 cm の厚さに切り、熱したフライパンに並べて水分をとばすように焼く。最初から焼き豆腐を使ってもいいでしょう。
- 器に入れた 2 に醤油、削り節を合わせた 1 をかけ、最後にごまをかけて完成。