年別アーカイブ: 2011年

目のために室内の色調にも気を配る

目のために室内の色調にも気を配る ことも大切です。疲れ目対策をきちんと行ったお部屋のインテリアづくりのコツというものがあります。

室内の色調は目の健康以外に精神面にも大きな影響を与えます。 目のために室内の色調にも気を配る

目のために室内の色調にも気を配る

目のために室内の色調にも気を配る

一般的に生活空間というのは、大きく分けて

  1. 意識を活発にさせるスペース
  2. 細かい作業を行うスペース
  3. リラックスするスペース

の 3 種類になります。それぞれの空間の目的ごとに合う色調です。

1.意識を活発にさせるスペースに合う色

暖色系のあたたかみのある色。暖色系の赤には、脈拍や血圧を上昇させ、自律神経を活発に働かせる効果があります。食事スペースなどに取り入れるといいでしょう。

色の寒暖感は更に心理的な興奮感・沈静(鎮静)感にも波及していきます。 暖色系の高彩度の色は、心を高ぶらせる(興奮させる)心理効果があり、楽しく、食欲も増進する傾向があります。 一方、寒色系のやや低彩度の色は、心が落ち着き(鎮静感)、あるいは更に心が沈む(沈静感)効果を引き出します。

細かい作業を行うスペースに合う色

目に負担をかけない色使いが大切です。刺激の強すぎない中間色が最適です。中間色は、光の反射が少ないことも、目にやさしい理由です。特に最近は、自宅でパソコンを使った仕事をしている人が多いのですが、パソコンを置く部屋にはこの細かい作業を行うスペースに合う色というのを意識するといでしょう。また、仕事中にどうしてもイライラしてしまいがちという人もこの配色に気を使うといいでしょう。

また、心身を過度の緊張状態に追い込むことがないので作業効率をあげる効果が期待できます。オフィスで人気のある色調はアイボリー、ライトブルー、ベージュなどです。

 

3.リラックスするスペースに合う色

3 つの中で特に重要な空間となっています。目の健康に深くかかわる疲労・ストレスケアに欠かせない睡眠をとるスペース、ぜひ使いたい色調はブルーなどの寒色系です。

知的、落ち着き、信頼感、誠実といった印象を喚起させる青は、企業のコーポレートカラーとして使用されることが多い色です。 また、空や海、水を連想させるため、爽快感を演出させる場合にも効果的です。 一方、その静的なイメージから、悲しい、冷たいといった印象を与え、気分を沈めてしまう場合もあります。

ブルーには筋肉の緊張を解き、自律神経の働きを抑え、心身を休憩状態に導く効果があります。よく寝室にブルー系のインテリアが好まれるのはこうした理由があるのです。

緑は、安らぎ、癒し、穏やかといった印象を喚起させるため、リラックスできる空間や商品に効果的な色です。

また、自然のイメージに結びつくことから、健康的な印象も喚起させるため、健康食品や環境対応商品などにも多く使われます。 その他にも緑が持つ穏やかなイメージが安心や安全を連想させるため、非常口のサインなどにも使われます。

テレビビデオ DVD などを見るときに疲れ目を防ぐ 3 つのポイント

テレビビデオ DVD などを見るときに疲れ目を防ぐ 3 つのポイントがあります。一息いれるときに見る事が多い テレビビデオ DVD にも疲れ目を防ぐポイントがあります。

くつろぐ際にTVやビデオ、DVDなどを見るときにも目に負担をかけないいくつかの注意事項が テ

テレビビデオ DVD などを見るときに疲れ目を防ぐ 3 つのポイント

テレビビデオ DVD などを見るときに疲れ目を防ぐ 3 つのポイント

テレビビデオ DVD などを見るときに疲れ目を防ぐ  3 つのポイント

 

位置 距離 見る姿勢

家庭での娯楽を考えると、テレビやビデオ、DVDなどを見る。とうのが一番多いのではないでしょうか?

この時、当然に目への影響を考慮しなくてはなりません。目を疲れさせないポイントがります。

大事のは

  1. モニターの状態
  2. 見る位置と姿勢
  3. 部屋の明るさ

になります。これを間違えるとリラックスしてテレビやビデオ、DVD などを鑑賞していても逆に疲れ目を助長して余計に疲れてしまうことになります。

モニターを見る機会は劇的に増えている中でパソコンやテレビなどのディスプレーを長時間見ると、眼精疲労(疲れ目)やドライアイになりやすいものです。朝起きたらまずテレビの電源を入れる人も多いかもしれません。電車の中ではスマホのモニターを見っぱなしです。当然、会社にいる間は 1 台 だけでなく 2 台 3 台のモニターに囲まれて仕事をしている人も多いはずです。

ただ、ディスプレーそのものが目に悪いという証拠はなく、明るさや周囲の環境などを調整すれば目にやさしくディスプレーと付き合えます。

割と多いのが自宅の部屋の照明を暗くする人が多いのですが、これは NG となります。テレビを見るときはテレビと部屋の明るさを同一にします。距離は3 m が理想ですが、2 m ぐらいが部屋の広さからいったら適切な距離となるでしょう。距離をできるだけとるように部屋のレイアウトを工夫しましょう。

モニターの状態
テレビを置く位置は、VDT機器を使った作業環境を整えると同様に水平線よりもやや見下ろすような高さに置きます。長時間見上げる状態を続けると、すぐに目が乾き、疲れます。またあまり画面が小さいものだと離れた距離の場合、見えにくくなってしまうのである程度のサイズが必要です。
見る位置と姿勢
テレビとの距離は、理想的には 3 m、最低でも 2 m 離れます。姿勢も大切です。ごろ寝、あぐら、横座りなどは背がゆがんで首や肩に負担をかけます。
部屋の明るさ
テレビを見る際には部屋を暗くしてはいけません。モニターと周囲の明暗の差がないようにします。テレビを見るときは部屋を明るくします。

家庭の照明を考える

家庭の照明を考える ことで疲れ目対策に役立つケースが多々あります。テレビを見るときの照明の明るさについても説明しましたが、照明の明るさの度合いは目に大きな影響を及ぼします。

家庭の照明を考える 家庭で使う照明は、部屋の使い方や目的にあったものを選びます。

家庭の照明を考える

家庭の照明を考える

一般には、高色温度の白や青白光は人を活性化させ、低色温度の赤っぽい光は人を休息的にさせます。
さらに、色温度と照度には相性があり、高色温度の光には比較的、高照度の方が快適と感じ、低色温度の光は、比較的、低照度の方が快適と感じます。これは人間の自然な感覚ですからこの基礎的な部分をしっかりおぼえておくと役立ちます。

家庭の照明に求められる条件

部屋の用途や行う作業に応じて、使い分けをします。全体照明、部分照明をうまく利用することがポイントになります。

そして住まいに求められる機能の中心は、心身のリラックス(休息)とリフレッシュ(​清新化)で、この面で照明の担うべき役割は大きいものです。

各部屋の必要な明るさはそれぞれに異なりますが、まずは基本的な「家庭の照明に求められる条件」を挙げていきます。

まずひとつめに夜間安全に過ごすのに必要な明るさであること、 2 つめに作業に応じた明るさであること、
そして 3 つめに快適な明るさであることです。どれも当たり前のように思いますが、照明について考えるときとても重要です。照明の善し悪しは、目の疲労や心身のストレスなどにも影響するので、適切なものを選びます。

全体照明と部分照明

和室
35 ~ 75ルクス

  • 座卓・床の間 150 ~ 300 ルクス
洋間(居間)
30 ~ 75 ルクス

  • 手芸・裁縫 750 ~ 2000 ルクス
  • 読書・化粧・電話 300 ~ 750 ルクス
  • テーブル・ソファー・飾棚 150 ~ 300 ルクス
子供部屋
75 ~ 15 0ルクス

  • 勉強・読書 500 ~ 1000 ルクス
  • 遊び→150~300ルクス
トイレ
500 ~ 1000 ルクス
玄関
75 ~ 150 ルクス

  • 鏡 300 ~ 750 ルクス
  • 靴脱ぎ・飾棚 150 ~ 300 ルクス
洗面所
75 ~ 150 ルクス

  • 洗面・化粧・ひげそり 200 ~ 500 ルクス
浴室
75 ~ 150 ルクス

上図の表が各部屋で必要な明るさを示したものです。これを大まかに分類すると、手元の比較的細かい作業には、全体照明プラス 500 ~ 1500 ルクス、団らんや遊びには全体照明プラス 150 ~ 300 ルクスの部分照明が最適です。
最も避けたいのが全対象名を消して手元だけを照らすことです。室内の明暗差が大きいと目に負担をかけ視力低下の原因になります。