疲れ目に影響のある習慣病

目に影響を与える生活習慣病については注意しなくてはなりません。最悪の場合、失明の危険もあります。

目に悪影響を与える3大生活習慣病

目に現れる様々な自覚症状は、目の病気を引き起こすもののほか、生活習慣病が影響している場合もあります。
疲れ目をきっかけに生活習慣病を疑う人はあまり多くないのですが、次に挙げる3つの習慣病は、視力の低下や失明など、目に深刻な影響を与えます。

高血圧

高血圧は、最高血圧(収縮期血圧)が160ミリHg、最低血圧(拡張期血圧)が95ミリHg以上の場合をいいます。高血圧状態が続くと、血管が硬くなって、ところどころに、くびれができたり、圧迫を受けて血行が悪くなり、酸素・栄養の補給が十分にできなくなります。
こうなると血管の壁が非常に弱くなり、特にダメージを受けやすい毛細血管が破れて出血を繰り返すようになります。
なお、高血圧症には、腎臓病など何らかの病気が原因で起こる物と原因となる病気がなくて起こるものの2つのタイプがあります。

動脈硬化

原因が特定できない高血圧状態が長く続くと、動脈硬化に発展することがあります。動脈硬化は全身に様々な障害を引き起こしますが、目にも深刻な影響を与えます。
高血圧気味の人で視力が低下したり、物がゆがんで見えたりするなどの自覚症状が現れた場合は、すぐに検査が必要ですが、なかには自覚症状がほどんど見られないタイプもあるので、血圧管理は重要です。

糖尿病

生活習慣病の中でも特に深刻な合併症を引き起こす危険があるのが糖尿病です。目に現れる合併症には、白内障や緑内障、眼筋まひなどがありますが、最も注意しなくてはいけないのが糖尿病性網膜症です。この病気は現在、成人の中途失明の第1位です。
この病気で怖いのは、糖尿病になってから7~10年くりあは自覚症状がありません。異常に気づくころには、失明の1歩手前というケースが非常に多いのです。
この3つの生活習慣病のほかにも、血液中のコレステロール量と中性脂肪量の異常が引き起こす高脂血症は、目に悪影響を与える動脈硬化を促進するということも忘れてはなりません。

高血圧
最高160ミリHg以上/最低95ミリHg以上…高血圧の定義
目の毛細血管に出血が起こると、網膜に血液のしみなどを作るため視力障害が現れる
動脈硬化
網膜の動脈が硬くなると静脈を圧迫して出血を起こす。出血が網膜全体で起こると、緑内障になったり、場合によっては失明にも
糖尿病
糖尿病特有の高血糖状態が続くと、毛細血管の流れが悪くなって詰まったり、異常な毛細血管が新たに作られるなどの変化が現れれる。これがやがて、毛細血管の出血や網膜剥離などを起こして、深刻な視力障害につながる。

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