視力の減退」カテゴリーアーカイブ

視力の減退の原因となるもの 乱視 近視 4 症状 ( 飛蚊症 変視症 紅視症 羞明 )などについて。

目の不快な症状を断ち切る 生活習慣自己診断

目の不快な症状を断ち切る 方法を紹介します。どのタイプの視力の減退でも、疲労のケアを怠り放置しておけば、視力が悪化するだけでなく、全身の疲労や精神的ストレスを増やし、病気の発見を遅らせるなど、様々な弊害をもたらします。

視力の減退を放置すると視力は低下し続ける 目の不快な症状を断ち切る

目の不快な症状を断ち切る  生活習慣自己診断

目の不快な症状を断ち切る 生活習慣自己診断

どのタイプの視力の減退でも、疲労のケアを怠り放置しておけば、視力が悪化するだけでなく、全身の疲労や精神的ストレスを増やし、病気の発見を遅らせるなど、様々な弊害をもたらします。

しかも、視力の減退がたらした弊害があらに視力を悪化させるという悪循環を引き起こします。この悪循環を防ぐためにも「ちょっと視力が悪くなったな」と気づいたら適切な対策が必要です。

目の負担を増やす生活をしていませんか?(生活習慣チェック表)

目のトラブル 視力低下については、普段見えていればOK と思っている人がほとんどです。特に目立った症状がなければ気にしないかもしれませんが、それでは症状がでてきたときに対処しても時間がかかったり対処しきれないことがあります。目の疲れは ドライアイ 同様に生活スタイル、ワークスタイルが大きく影響します。自分の生活習慣が該当するものが多ければ目を労る生活に切り替えなければいけません。

テレビやパソコン、スマホなど長時間、目を使う機器があふれる現代、目の負担は昔に比べ、劇的に増えました。
その影響による疲れ目、ドライアイなどは、若い世代に限られた話ではありません。また、 アレルギー を抱える人が増え、その影響で目にもトラブルが起きやすくなっているのです。

  • オフィスでほぼ 1 日中パソコンと向き合っている
  • 最近、近くのものが見えにくくなった
  • 夜遅くまでテレビを見たりパソコンを使用したりしている
  • 目が乾燥しがちで年中目薬をさしている
  • 視力が急激に低下した
  • 近くのものを見ていて遠くの物を見るとぼやける
  • 長時間運転すると目に痛みを感じる
  • 読書が好きで通勤電車内では本を読んでいることが多い
  • 十分な睡眠をとってもすっきり目覚められない
  • 強い光をみる環境にいる

YES 7 個以上 目の負担大
YES 4 ~ 6個 注意が必要
YES 3 個以下 心配なし

遠視

近視より多くの調節力が必要とする 遠視 は目の負担が多い屈折異常です。

近視より多くの調節力が必要とする遠視は目の負担が多い屈折異常です。

遠視

遠視

遠視の誤解

近視乱視に比べ、遠視はあまり身近ではないように感じる人が多いかもしれません。近視は遠くが見えない状態で、遠視は遠くが見えることだから、「遠視=目が良いこと」と誤解されがちなのも遠視の特徴です。
しかし、遠視は疲れ目や頭痛の原因になりやすく、子どもの場合は放っておくと弱視や斜視の原因にもなりかねません。

近視同様に、遠視も眼球内で光情報を正しく屈折することができないために、起こる屈折異常です。
遠視というのは、近視とは逆に光情報を屈折させる力が弱すぎる目です。このため、光情報が集中するまでの距離が長くなってしまい焦点が網膜よりもずっと後方にきてしまいます。
網膜上の光情報をもとに映像を作っても、ぼやけたものしかできません。どんな距離を見るにしても過剰に調節力を機能せてようやく見える状態なのです。多くの人が誤解しやすい遠視の特徴でもあります。
遠視は、近くを見るときよりも遠くのほうが調節力が少なくてすむというだけで、遠くを見るのも近くを見るのも不自由なのです。

屈折性遠視と軸性遠視

近視にも屈折性、軸性があるように遠視にもあります。
屈折性遠視 水晶体が薄く屈折力が弱い
見る物に合わせて水晶体を厚くする機能が弱く、光情報を十分に屈折させることができません。人の目は水晶体が薄い状態で遠くのものを見るような仕組みなので、遠視も遠くの物は何とかみることができます。

軸性遠視 屈折力は正常だが眼軸長が短い
水晶体の機能自体は正常なのに、眼球の奥行きが浅すぎるために光情報が拡散したまま網膜に届いてしまいます。目の構造上の問題です。

日本人は近視が多い

日本人は近視が多い という特徴があります。近視の要因は遺伝だと思っている人が多くいます。近視人口は増加の一方ですが、大人だけでなく、学校に通う子供たちの間にも近視は増えています。

目が悪いのを遺伝的なものだと考える人が多いようですが、近視になる決定的な要因は目を使う環境にあります。

現在、日本国内の人口1億2,575万人(平成 25 年総務省統計局人口推計)のうち、約 1 / 3 の約 4,000 万人が近視と推定されています。

日本人は近視が多い

日本人は近視が多い

近視は遺伝よりも環境に原因がある

近視の仕組みについて書きましたが、近視の要因は遺伝だと思っている人が多くいます。近視人口は増加の一方ですが、大人だけでなく、学校に通う子供たちの間にも近視は増えています。一般に近視の原因として遺伝はそれほど影響がありません。
目を取り巻く環境が一番影響しているのです。近視は、都市型の文明が進んだ国ほど多いという傾向があります。

これは近業の割合が高いことが影響しています。
21世紀は、高度情報化に伴い、日常生活の中で目に刺激の強い近業が増えています。ということは、これからもますます日本人の近視化は増加するばかりです。

過労によるかすみ目は仮性近視の可能性

目の酷使を避けることが出来ない現代社会では、目の疲労から近視を悪化させてしまうケースが多々あります。
疲れ目の代表的な自覚症状のかすみ目や鈍痛は、毛様体筋が疲労して調節機能がきかなることが原因で起こります。

近くの物ばかりを見ていると緊張した毛様体筋が次第にもとに戻りにくくなります。この状態は水晶体が厚いままなので遠くがよく見えません。これは仮性近視です。この状態を放置してしまうとやがて慢性化してしまうのです。
こういった環境による影響はますます増えていくでしょう。