アレルギーとドライアイの関係

アレルギー体質の人はドライアイの症状を併発しているケースが多々あります。これは涙が減少して、アレルゲンから目を防御できないためです。

花粉症とドライアイのダブルパンチ

日本の花粉症患者さんは年々増加しています。毎年、春が近づくにつれて憂鬱な気分になっている人も多いことでしょう。このやっかいな花粉症とドライアイが悪循環を引き起こし、2つの症状を併発する人が増えています。その背後には、涙の減少、異物の侵入、アレルギー性結膜炎の3つがサイクルを作りあげているのです。

アレルギー性結膜炎の90%は花粉症

花粉症になると、目のかゆみ、充血、涙目、またぶたの腫れなど、特有の症状が目に現れます。これが花粉がアレルギーの原因物質となって起こるアレルギー性結膜炎です。アレルギー性結膜炎は、花粉以外にもダニやほこり、ふけが原因になることがありますが、アレルギー性結膜炎の患者さんのうち、花粉の飛び散る春になると症状が悪化するという人は90%にもなります。このタイプの人は目に花粉が飛び込んでくると体が過剰に反応し、結膜が炎症を起こしてしまうのです。

ドライアイと花粉症の悪循環は深刻な問題

ドライアイになると当然、涙の分泌量が減ります。これは目の表面を守る保護膜が薄くなってドライスポットが出来やすくな状態ですから、外からの異物が直接目の表面に飛び込んできてしまいます。
こうした状態で花粉が目に侵入してくると、目に付着した異物を洗い流せるだけの涙の量がないために、花粉に触れた結膜がアレルギー性結膜炎を起こし、やがて角膜にもその炎症の影響が及んできます。結膜の炎症によりムチンという成分の分泌が減少し、涙の成分が変わるため、ますますドライアイが深刻になるのです。

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