目を使う環境の急激な変化は目に深刻な悪影響をあたえています。
近業の増加=疲れ目人口増加
疲れ目が増加する背景には、様々な要因があります。なかでも、日本人の目を使う環境の変化は大きな理由です。日進月歩以上のスピードで押し寄せる高度情報化の波は生活を豊かにした反面、からだに思わぬ負担を強いる結果となりました。
戦後の日本は、復興のために肉体労働を主体とした労働体系でしたが、現代社会は、デスクとワークが主です。デスクワークでは、必然的に細かいものを長時間にわたって見ることが多くなります。この状態を「近業」といいますが、近くのものを凝視続けると、目の筋肉がこり固まり疲労しやすくなるのです。
また、近業以外にも、深夜型のライフスタイルが年々増加し、こういったことも疲れ目の原因となっています。深夜でもpcを使ったり、TVをみたり、本を読んだり…と目を酷使しています。本来であれば、睡眠しているはずの時間も目を使うことは疲労を溜め込むことになります。