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目の負担を減らす 8 つのポイント

目の負担を減らす 8 つのポイント 目に過度な負担をかけない 不自然な負担をかけないことが疲れ目対策で重要なことです。

過度の負担・不自然な負担に気をつける 目の負担を減らす 8 つのポイント

目の負担を減らす 8 つのポイント

目の負担を減らす 8 つのポイント

「正しい目の使い方」の意味は理解できていても一体どのようにすればいいのかがわかりにくい人は多いと思います。

これは結局 「 過度の負担をかけない 」 「 不自然な負担をかけない 」 ということになります。そこでまずは 疲れ目ドライアイ の大もととなる疲労に追い込まないための基本ポイントです。

過労から目を守るチェックポイント

正しい目の使い方を実践するためのチェックポイントは次の 8 項目です。

正しい姿勢で見る 正しい姿勢を心がけることにより、「目の調整力を過度に働かせない」「眼精疲労を引き起こす首筋や肩凝りの防ぐ」という2つの効果が期待できます。
暗いところで物を見ない 暗いところ、薄暗いところなどでは、目ははっきり見ようとしてオーバーワークになりがちです。作業空間の照明が適切かどうについてチェックします。
細かい物を見続けない 細かい物を見続けると、目に過度の負担がかかります。
ちらちらと動く物を見続けない ちらちらと動く物を見るとき、目は視線の方向を細かに調節し続けなければならないため、目の筋肉疲労を起こしやすくなります。こうした物を見続けるのは避けましょう。
目から 30 cm 以上ははなす 近すぎる物を見続けると、「一時的に禁止状態」になります。デスクの上の生類などを見る場合には、目との距離を 30 cm 以上保つようにします。
集中的な作業の間に必ず休養を 疲れ目を防ぐためには、こまめに目を休ませることが大切です。60分の作業につき数分間のリラックスタイムを設けます。
ストレスを感じたら体を休める 目の大敵であるストレスをためこむ前に体を休めたり、適度な運動を行います。
目の潤いを保持する 忙しいと忘れてしまいがちですが、瞬きをしたり、乾燥が気になるときは人工涙液型の目薬をさすようにして潤いを保ちます。

ドライアイ 治療 どうやってするの?

ドライアイ 治療 どうやってするの? 現在、日本では約800~2,200万人ものドライアイに悩む方がいるといわれ、オフィスワーカーにおいては 3 人に 1 人がドライアイという報告もあり年々増加傾向にあります。ドライアイの治療ですが基本的には点眼薬ですが、手術が行われることもあります。

眼科では、点眼薬によを処方し薬物療法を行います。重症の場合には手術をするケースも

ドライアイ 治療 どうやってするの?

ドライアイ 治療 どうやってするの?

処方される点眼薬

乾いてしまう、または乾きがちな目の潤いを薬で補ったほうがいい場合や、角膜の炎症を治療する場合に、点眼薬が処方されることがあります。現在、眼科で処方される点眼薬一覧です。

ヒアルロン酸ナトリウム
点眼薬
目の潤いを補うために使われる点眼薬です。これまでは違うタイプの人工涙液型の点眼薬が使われていましたが、目の表面に安定せずにすぐに流れてしまう難点がありました。これを解決するために「ヒアルロン酸」という粘り気のある成分を配合したのがこの点眼薬です。ドライアイやシェークレン症候群、コンタクトレンズの使用に伴う症状に処方されます。
フラビンアデニンジヌクレオチド点眼薬 新陳代謝の低下やビタミンの不足が原因とされる角膜やまぶたの炎症を抑えるために使われる薬です。
シアノコバラミン
点眼薬
眼精疲労に伴うドライアイの症状の改善に使われる薬です。この薬の主成分は、目の調節機能の改善に効果を発揮します。

重症ドライの場合には手術を行う

体温付近でゲル状に変化するアテロコラーゲンという物質を涙の通り道である涙小管に注入して、涙の排出を抑える新しいプラグが開発されています。

 

ドライアイの治療における涙点閉鎖処置に用いられる涙点プラグです。生体適合性の高いアテロコラーゲンを使用しており、体温によりゲル化する特性を利用して、充填時には液状のため簡単に充填でき、涙小管内ではやわらかいゲルとなり刺激が少なく、かつしっかりと涙点を閉鎖します。

涙点閉鎖術には、 液状コラーゲン、涙点プラグ(栓のようなもの)を涙点に挿入する方法と、涙点を焼灼して永久に閉鎖する外科的治療法があります。どちらの方法も保険適応となっており、入院の必要はなく短時間で出来ます。目薬をいろいろ併用してもつらい症状が長期に持続する場合には、涙点閉鎖術 が効果的です。

プラグ挿入術 涙の排出量を抑えるため、涙の排出口にシリコン製の非常に小さなプラグを挿入する手術
涙点閉鎖術 涙の排出口を熱で焼き固めてしまう手術。プラグ挿入術で症状が改善できない場合に行う。

その他の治療は

眼科での治療は点眼薬の処方が中心ですが、そのほかに補助的に取り入れられる方法があります。まず、目の脂成分を分泌するマイボーム腺の働きをよくし、涙の安定性を高めることを目的に行います。
疲れ目を温めることによって得られる快感の効果のほうが期待できそうです。また、環境的に目の乾きが進んでしまうような人には、目を外気にさらないようにするためにゴーグルのような形の専用めがねをすすめることもあります。

コンタクトレンズ はなぜ ドライアイ になりやすいのか?

コンタクトレンズ はなぜ ドライアイ になりやすいのか? コンタクトレンズを装用している人は目の表面が乾きやすくなっています。涙の成分のバランスが乱れることもあります。

また、コンタクトレンズを装用する前は ドライアイ だとはおもっていなかったけれどコンタクトレンズを装用してみてはじめてドライアイだとわかる人もいらっしゃいます。

コンタクトレンズを装用している人は目の表面が乾きやすくなっています。涙の成分のバランスが乱れることもあります。

コンタクトレンズ はなぜ ドライアイ になりやすいのか?

コンタクトレンズ はなぜ ドライアイ になりやすいのか?

長時間の使用により涙の 3 層構造が壊れる コンタクトレンズ はなぜ ドライアイ になりやすいのか?

コンタクトレンズを装用している人には ドライアイ の症状が多く見られます。

  • 目が乾く
  • ゴロゴロとした異物感がある
  • 痛い
  • コンタクトレンズが外れてしまう

といった症状は、その代表的症状です。
もともと、コンタクトレンズは目にとって異物ですから、品質改良が進んだとは言っても、コンタクトレンズ特有の不快症状を完全に解消することはできません。

コンタクトレンズを長時間使っていると、涙の成分や量のバランスが除々に崩れて3層構造が壊れてしまいます。そのためコンタクトレンズの装用者はドライアイを引き起こしやすいのです。

異物感を感じさせる「慣れ」が涙不足になる

コンタクトレンズは、目の表面の角膜にじかに触れているのではなく、涙の層にゆらゆらと浮いた状態になっています。もし、コンタクトレンズが角膜に密着していれば、角膜は涙から酸素と栄養を受け取ることができず、潤いも保てないため、組織がどんどん衰えていきます。

さらに異物であるコンタクトレンズの刺激に直接さらされて、角膜の表面は傷だらけになってしまいます。コンタクトレンズを使っているうちに涙の層が壊れてしまうのは、コンタクトレンズに対する「慣れ」と関係があるのです。

コンタクトレンズを使い始めた頃は、誰でもかなり異物感があり反射的分泌が起こって「涙目」になることがあります。これは異物に対するからだの正常反応ですが、毎回異物に反応していては、目を使うことができなくなってしまいます。

そのため目を異物にならすために自然に感覚を鈍らせるようにします。これが涙の分泌システムに影響し、成分や量のバランスを壊してしまうのです。目の感覚が鈍くなると、涙の分泌に必要なまばたきの回数まで減ってしまい、目の表面の涙が不足してしまうのです。これがコンタクトレンズ装用者のドライアイです。